ケリーは仕事先のカフェで大富豪ライアンと出会ってひと目で恋におち、すぐに一緒に暮らし始めた。だが、幸せな日々は長くは続かなかった。二人を引き裂くおぞましい陰謀――ケリーは彼の弟に襲われたのだ! すんでのところで逃げ出し、愛する男性のもとへ向かった彼女をライアンは憎々しげに罵倒した。そして一方的に、婚約破棄を宣言した。彼女の言葉に耳を貸そうともせず、手切れ金だという小切手を投げつけて。なぜ私を信じてくれないの?! ケリーは絶望し、彼の前から姿を消すが……。■身分違いの結婚を阻むべく仕組まれた卑劣な罠に、まんまとはまってしまったヒロイン。もう二度と会うことはないと思っていたのに、半年後、愛しい男性は彼女の前に再び現れて……。