キャサリンには愛する夫が“ふたり”いる。“夫たち”は親友同士で会社を共同経営しているが、仕事にかまけて最近では妻との約束はことごとく反故にされ、結婚5周年のお祝いのディナーもすっぽかされた。レストランでひとりぽつんと待った後、家に帰ったキャサリンは、夫たちが翌日から予定していたジャマイカへの旅行にも行けなくなったことを知る。こんな関係は終わりにしようと決めたキャサリンは、ひとり旅立つが、ようやく失いかけたものに気づいた夫たちは追いかけてきた…。「ぼくらに挽回のチャンスを与えてくれ…きみを愛している」―壊れかけた愛はもとに戻せるのか?携帯もなし、Eメールもなし。いま3人だけの甘いバカンスが始まる―。